今までのこと

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今まで20年は生きてきましたが


特に何か数奇な人生というわけではないけど


自分で想像しなかった事が、沢山ありました



ずっと国際系に進むと決めていたのに


いつのまにか工学部機械工学科にいるし


数学面倒だし嫌いだったのに


気が付いたら


塾で高校3年の受験数学まで教えてたし



そんなこと少なくとも6年前までは 思いもよらなかったなぁ



元々勉強が嫌いで


好きな科目は 実技の勉強以外のものだった




書道の先生になりたいなって途中から思ってたけど


書道習ってないし 師範にならなきゃだし

そういう学校行かなきゃあだし 

難しそうだし そんなに上手くないし  


って思って諦めた


あと親に仕事としては給料がどうなのかとか言われたな



ちょろっと描く絵をほめられたりして

嬉しくて 勉強したくないがために

美術系の勉強がしたいって 悶々と思って勉強サボってた日々を送ってたな




よく 勉強以外の分野で成功した人たちの事


良いよなぁ 才能があって


っていつも思ってた



フツーに勉強して大学入学して 就活して 就職して フツーな人生かよ、、、


って 高校の時いつも思って勉強しなかったな(勉強しろよ)



そして結果的に毎日こんなこと考えて何もしなかったから


大学受験は世間一般に言う「失敗」だったな



じゃあ 後悔したかというと



むしろ 勉強しないであーだこーだ考えてた事に後悔している



でも 悩める機会も大事だと思うので



今の状況で満足しているような気もする



受験期に先生に


「あなたは美術系のが向いてるからデザイン系に進んだら?機械とか向いてないと思うよ」


って言われてた



でも本当に機械工学科で良かったなぁと思う


それに 塾講もやって良かった



勿論大変だったけど



参考書を読むのが上手くなり、勉強の仕方が上手くなった


即座に理解して人に説明する力がついた


大学の数学のテストで困らなくなったし他の科目でも困らなくなった



人に説明すると自分の身に凄くなることがわかった



人に教える時にあらゆる所から引き出しがあると 説明の幅も広がることがよくわかった



だから本を読むって大切なのがわかった



本を読むと新しい世界が沢山あって


発想の幅が広がることがわかった


そして 散々字が上手くても意味がないって 言われ続けて、

足が速いとか背が高いとかそういう派手な特技等がない自分が大嫌いだったけれども



塾で教えてる時に 字を書いたり絵を描いてあげると


みんなが喜んでくれることがわかった


無駄ではないことがわかった



どんなに些細なことでも やってあげると

喜んでくれる人がいることがわかった


こんなに嬉しいことはなかった



絵を描いてあげる時にも 本を読むと役に立つことがわかった


あんなに意味がないと思ってた古典の授業も


今昔の人の文を読むと


なんて面白くて心が豊かになるんだろうと思った



表現にも使える



例えば大好きな漫画のちはやふるに出てくるのだけど


大会前緊張する主人公に友達がかけてあげる言葉


「緊張なんて十二単です。紐一本で解けるんですから。」


というセリフがある



十二単っていうのは 何重にも重なってる昔のお着物 それが紐一本で簡単に解ける仕組みになっているんだから 面白いですね



そしてそれを こんな風に漫画のセリフに取り入れる作者さんも 素敵すぎるなと思った


やはり色々知っていると 自分の作品に活かせたりするんだなぁ



色んなことに取り組み 無駄かと思えたようなことも 無駄じゃなくなる


時間が経って 役に立つ事、気付けることが沢山ありふれていることに気がついた




世の中面白くてきりがないなぁ



知らないことがたくさんあるけど

だからこそ 面白い