春はあけぼの



春は曙

夏は夜

秋は夕暮れ

冬は早朝

正月。世にありとある人は、みなすがたかたち心ことにつくろひ、君をも我をも祝ひなどしたる、さまことに、をかし。


(枕草子より)



上を現代語訳すると


春は、夜がほのぼのと明けようとするところが良い

夏は夜が良い

秋は夕暮れが良い

冬は早朝が良い

正月は、一層空の様子がうららかで、新鮮な感じに霞がかかり、世の中の皆が洋服や髪の毛をばっちりきめて、お祝いしている様子はとてもイケてるの。



という感じらしいです。



清少納言という人は

あらゆる事象に対して 前向きに考えていたんだなぁ 、興味を持って接してたんだなぁ、と感じました。



私も、あらゆる事に興味関心を持ち、それぞれの良い所を沢山発掘して、誰かに伝えられるような人になりたいなぁと

しみじみ思います。


いつもの変わらないような景色にも

きっと、面白い事が沢山隠れているんだろうなぁ




おわり❤️